当事者の生活(社会人編)
こんにちはこんばんは！りつです！！
昨日に引き続き、トランスジェンダーである私の人生について語ろうと思います。(あれ…解説記事じゃなかったっけ…？まあいいか(‘ω’))
大学を卒業して、私はなんとフリーターになりました。当時音楽制作にハマっておりまして、ボカロを使った音楽活動で生計を立てたいと本気で考えていました。大学二年のころから作曲活動をはじめ、そこそこ完成度の高い曲が作れるようになったら投稿、という流れでコツコツやっていました。でもまったく伸びず、動画用に依頼するイラストの依頼料だけでも馬鹿にならないのでいつもカツカツでした。
そんな日々を送る中、このままではだめだと思い、正社員として就職をすることに決めました。なんとか既卒として正社員になれたものの、そこでは私はまだ男性だったので、当然ですが男性社員として扱われ、男性用のスーツを着て男子トイレを使っていました。
そしてそんな苦悩がボディーブローのようにじわじわとダメージになり、私はうつ病を発症してしまいました。
実はまだ治療を続けています。といっても薬を飲んでいるだけなんですけどね、普段はめっちゃ元気です(‘ω’)ノ
耐え切れなくなった私は休職ののちに退職、実家に帰ることになりました。
その後は責任感の軽いアルバイトでお金を稼いでいました。そこでの生活はそこそこ楽しく、うまく生活できていたと思います。
そしてこのアルバイトで働いていた中で転機が訪れます。
いつものようにベッドに横になってぼーっとしていた時、自分の今後の人生について考えました。自分は果たしてこのままでいいのだろうか、このまま女性と結婚、父親、おじいちゃんになって死んでいくのだろうか…となんとなく思ったとき、その未来がまったく想像できないことに気づきました。しかし自分が男性と結婚して、母親、おばあちゃんとして死んでいく想像はできたのです。その次の瞬間にはもう女性ホルモン剤をネットでポチっていました笑。
こうして私のトランスは幕を開けたのです。
この後もう一回転職しますが、そこでは女性として就職して、周りにもバレていません。
女性ホルモン剤の効果、変化に関しては別の記事で語りたいと思いますので今回はここまで！
(ホルモン剤の効果は不可逆的です。安易に手を出さぬよう、お気を付けください)
ではでは(‘ω’)ノ
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